2005-03-06 日
確定申告
今年も確定申告の時期が来た。そんなに給料もらってるのかって、ンなわけないでしょう。こんなに優秀なワタクシに弊社は働きに見合った給料を支払うつもりはないらしいのだ。では、何故に? 実は地方に持て余しているマンションがあるのです。数年前に、退社してのんびり過ごそうと無理して買った地方のマンション。なのに、ほらワタクシって優秀だもんだから、当時の人事部長に無理やり引きとめられちゃったのよねぇ。通勤するにはちょっときつい場所だったもので、どないしようかいなぁと思い悩み、キャンセルも考えたのだが「今、手放すのはかなり損ですよ。家賃収入でローンを払って行けばいいのです」なんていう業者の言葉に乗せられて、苦しいローン地獄に陥ってしまっているのさ。やっぱ、思ったとおりにキャンセルするべきだったよ。
お蔭さまで、今のところは借り手がついて月々決まった家賃は入ってくるものの、確定申告なんていうシチメンドクサイものもくっついていた。高い高い利子のついたローンを払い、よく分からない固定資産税も払った上になんだって自ら申告して、何がしかのお金を払わねばならんのか。まったくもって責任者出て来い!!
私、本当はとぼけちゃおうと思ったのです。申告しなきゃ取り様が無いだろうと。ところが消費生活アドバイザーであり、以前から家賃収入を得ている先輩的存在のウエダが言ったものです。「申告すれば貴女の場合は還付になるわよ。申告しないでバレたら後が大変よ」。収入がある以上は還付にはならないだろうと思いもしたが、何度聞いても「大丈夫、返ってくるわよ!」の信念のお言葉に私は従ったのだった。でもね、やっぱり取られましたよ4万2千円也。返ってくるのと支払うのでは行って来るほどの違いだ。「お金取られたよ、4万も」とウエダに電話すると「あらぁ、ゴメンネ。返ってきたらご馳走してもらおうと思ったのに」。どちらにしてもウエダのハラは痛まない算段か。
それにつけても品川税務署の、私がぶち当たった署員は感じが悪かった。覇気のない暗い顔をして、こちらは初めてのことゆえ訳分からずにいるのに、ろくに説明もせず書き込む数字を並べるだけ。それに、案内係がまず引き連れて行ったのは“青色申告会”なんていう、これまた私なんぞには全く理解できないトコ。申告用紙への書き方を教えてもらおうとしているのに「この会に入ると10万円の経費が認められます」「入会金は1万円です」とかなんとか。「10万円の経費が認められて税金はいくら安くなるのですか」「ほぼ1万円ですね」。意味無いじゃん。(この数字は昨年のものです。悪しからず)
今年は気分が悪くなるだけの品川税務署には行かずに、女優の仲間由起恵が笑顔でこなしているパソコンでの申告に挑戦することにした。こういう時に頼りになるのはリカコ様だ。今にも雪の降りそうな寒い土曜日、せっかくの休日をつぶしてやって来てくれた。昨年の提出書類の控えを見ながら今年の数字を当てはめる。よし、できた。さて入力。
なななんと、土曜日は受け付けないという。パソコンでしょ? ネットの向こうで税務署員が待機してなくてもいいんでしょうに。受付は月曜から金曜日、そして日曜もOKなのだ。なのに、なんだって土曜日は駄目なのでしょう。「日曜は税務署員が休日手当てをもらえるから出るんじゃないですか」と、リカコ。うん、鋭いかも知れない。結局、震えながらやってきてくれたリカコにひたすらゴメンナサイですよ。
知り合いの証券マンにその話をすると「パソコンでの申告ですかぁ。勉強させて下さい」と翌週の金曜日、確定申告に関する分厚い本を持ってやって来た。書き込んだ書類をみせて数字の確認をしてもらう。「勉強させて下さい」と言うだけあって、とっても几帳面に数字を点検し、少しでも納得できない点があると持参の本と首っ引き。それでも合点がいかないと、税理士をしているという先輩に電話して確認してくれる。もう完璧。さぁ、今日は平日です。これでいよいよ入力よ。
ところが、パソコンの画面に数字を全部入れ終わり「行け!!」とニックキ税務署へと、送信キーを押しても反応が無い。おかしい、おかしいと他のページを検索して分かりました。パソコンでの申告には、前もってその旨の届出用紙が必要だったのです。しかも届出は2月7日までに。まったくもって意味無いじゃん。自宅のパソコンで簡単に送信できるという宣伝はさんざんやっているけれど、事前に要る書類のことなんて一切耳にしてないぞ。
せっかくの試みではあったけど、今回は断念。出来上がった書類は郵送することにする。どっちみち郵便局で血税も納めなきゃならないことですし。翌日は又もや土曜日。でも、午前中なら受け付けるだろうと9時過ぎに大手町は国際郵便局まで行く。「今日は、確定申告の入金できますか?」「できません」。なんかぶっきらぼうな局員じゃ。「いつならできるんですか」「月曜から金曜日までです」と言って、窓口から消えようとするのに「時間は?」と慌てて声を投げかけると「9時から4時までです」だって。ほら、これだって5時までと思っていたら又、二度手間になるとこだったじゃないか。
今年の国税庁の、広報のお役をなさっている仲間由起恵さん、にこやかな笑顔を振りまくのもジョウトウだけど、『ごくせん』のヤンクミのように、ここはお役所にもビシッと言ってもらいたいものだ。「てめぇら、国民の汗と涙の結晶の税金から、お給金をもらってるんだろ。も少し、分かりやすく優しくしても罰は当たらねぇんじゃねぇのか!!」って。